大数の学力コンテストの応募期間が終わったのでネタバレ有りで感想や解いた解法を軽く書いていきたいなと思います。
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ここからネタバレ
大問1
(1)
数列の話です。index1個進めて元の式と差を取れば簡単に2項間の話になって、であとはその漸化式を使ってa_2まで巻き戻すだけ。漸化式通りにやっちゃうとa_1の分母が0になっちゃうのでそこだけ特別扱い。
(2)
これは計算するだけなので特になし。(1)間違わなきゃ誰でも取れる。
大問2
正方形内に2つの円を入れたときの存在領域の話。円が2つあるが、どちらも半径が同じなので、対称性から片方の円の動く範囲に注目すれば十分。正方形のもつ対称性から、真ん中で4つに部屋分けした1つだけ見れば良くて、さらに円の半径の大きさからその4つの部屋の1つをさらに真ん中で4等分したときの、一番内側の部分にしか円の中心は入れなくて、もう一つの円がギリギリ入ってる(角に追いやられてる)ときの中心の動きがわかれば、あとはその外部は全部動けるのでこれでおしまい。ちょうど30°の扇型とかが現れて計算は容易。
大問3
両辺ガウス記号付きで不等式が成り立つのなら、両辺ガウスなしの不等式も成り立つので、まずはガウスなしで解いてみる。きれいな整数値を端点として不等式が解けた、多分ガウスつけるとこの範囲いくらか広がるんやろなーと思いながら考える。端点の1個隣の整数の値を代入するとガウスなしの場合の両辺の差が1より大きくなるから、それより外ではもう成り立たない。あとは残った内部の時調べればおっけー。[x]の値を定数になるように場合分けしておしまい。今思ったけどこれ普通にガウスなしの両辺の差が1以上を解けば場合分け減ったかもしれん。
大問4
(1)
定点が4個与えられているので、直線2本は自ずと決まる。y^2の係数見て決めて、おしまい。
(2)
与えられた座標代入すると最終的に2つの文字が残る。こいつらはもはや消去もできないので、楕円の成立条件を考えて、この残った2つの文字の符号が同じになるためのx,yの条件を導いておしまい。
大問5
3辺の長さが1、三角形、面積ときているのだから、△ABCの3辺をa,b,cと置いてヘロンの公式を用いた。角の二等分線の性質使って、面積比が求まるので、言われた通りに差をとる。三角形成立条件のもと、その差の最大値を求めればいい、とわかる。ここで、三角形成立条件の不等式は扱いにくいので、Ravi変換を用いて扱いやすい形に変更。a=x+y,b=y+z,c=z+x と置くと三角形の成立条件の面倒な関係式がx>0,y>0,z>0っていう簡単な形になり、さらにx+y+z=1/2っていう関係もあるので、実質2文字の多変数関数。固定して微分、固定解除して微分で終わり。初等解で求められたら強そうだけどむりぽ
大問6
(1)
l番目より前と後で分ければただの重複許して取る場合の数の掛け算。
(2)
(1)のやつで、m=m-2k+2i,k=iってすれば、これはl番目がi、l+1番目が2k-iになるときの場合の数に等しいので、シグマとると題意の等式は成り立つ。おしまい。
追記
一応画像乗っけときます
書きミスとかちょこちょこ手直しする前に撮った写真なので、色々議論不足のとことか、(5)とかは√√3って書くところを√3って書くってゆうミスしてますけど、投函した解答は手直し済みなので、まぁ答えは全部合っててよかった。
全体的にそこまで難しくはなかったと思う。個人的に一番楽しかったのが5、とはいえRavi変換はちょっとずるいので正攻法が知りたいところ。
といったところで今回はここまで、さよなら〜